外壁の劣化

こんにちは!オリガミルーフです。
 
今週の仙台市内は、雨続きでした。
今回も雨関連した記事をアップしていきます。
 
テーマは【外壁の劣化】についてです。
外壁は、外壁の主な役割は、風雨、紫外線、塩害、自然災害から住まいを守り、生活空間を確保することです。ではどんな素材があるのでしょうか?

外壁の素材

一言に外壁といってもたくさんの素材があり、長所と短所を併せ持っています。

窯業系サイディング:デザイン豊富で一般的な外壁材だが、シーリングや塗膜劣化に注意。
金属系サイディング:耐久性は高いが錆やシーリング劣化のリスクあり。
木質系サイディング:自然素材ゆえに腐食や反りに弱く定期メンテが必須 。
樹脂系サイディング:劣化しにくいが経年での色あせやチョーキングも発生あり 。
モルタル:耐用年数長めだがクラックや塗膜剥がれに注意 。
ALC(軽量気泡コンクリート):防水性の課題があり、ひび割れやシーリングの劣化に弱い 。
レンガ・タイル・漆喰:それぞれ耐久性は高いものの、浮き・剥がれ・ひび割れなどの劣化が起こりうる。

外壁の劣化について

外壁の素材について確認したところで、どんなことが内部の腐食に繋がっていくのでしょうか?

漆喰の剥がれ

天然素材由来で耐久性高いが、ひび割れ・汚れ・剥がれが発生する可能性あり。約10~15年ごとのメンテ推奨

クラック(ひび割れ)

ヘアークラック(0.3mm未満):初期段階の細かい割れ。
構造クラック(0.3mm以上):雨水侵入による内部劣化・雨漏りのリスクが高く、早期補修が重要。

チョーキング現象

塗膜に含まれる顔料が紫外線などで粉状化し、手に白い粉がつく状態 。防水機能が低下しているサイン。再塗装を検討すべき時期。

塗膜剥がれ

塗膜が膨れたり剥がれたりすると、素地が露出し劣化が進行する恐れあり。

. シーリング(コーキング)の劣化

外壁材の継ぎ目や窓まわりに使われるシーリング材は、経年でヒビ・剥離が発生し雨水浸入の原因に 。約5〜10年を目安に打ち替えなどのメンテナンスが必要。

穴・破損(浮きや欠損を含む)

タイルやモルタルの剥離・浮き、押出しなどは転落や内部損傷の種となるため早急な対応が必要。

以上が、腐食の原因となる劣化です。放置すると、外壁内部が腐食してしまうリスクが高まります。
これが腐食した内部の写真です。

最後に - まとめ -

劣化項目 主な特徴とリスク 対処のタイミング・方法
外壁素材(種類) 各素材に応じた劣化の特徴がある 素材に合った定期点検とメンテナンスを実施する
クラック(ひび割れ) 雨水侵入・構造劣化のリスクあり 初期段階での補修や再塗装
チョーキング現象 防水機能の低下サイン。再塗装サイン 明らかに粉が出ている時点で対処
塗膜剥がれ・膨れ 劣化が進み、美観や保護機能を喪失 剥がれを確認したら再塗装や補修
漆喰の剥がれ デザイン性高いが、割れ・剥がれあり。補修周期あり 10~15年ごとに補修、汚れは軽洗浄で対応
穴・破損・浮き 物理的なリスク・内部腐食の原因 早期交換や補修が不可欠
シーリング劣化 雨水侵入の主な起点。寿命あり 5〜10年くらいで打ち替え、同時に塗装チェックも推奨
腐食する前に、ぜひ専門家への相談をオススメ致します。
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修繕といっても何を目安にすればいい?
 
✅築10年以上
✅雨漏りが発生している
✅屋根にコケやカビが発生している
✅ひび割れやズレがある
✅なんか、塗装が剥がれてきている…
 
当てはまる方は、お住まいを長く快適に保つために屋根点検をオススメしております。
 
私たちオリガミルーフでは、屋根修理、雨漏り修理、外壁修理など、住まいのメンテナンスを行っております。お見積りは無料で行っておりますので、 お困りの際は、扇町店、名取店にてお気軽にご相談ください。