緊急事態を乗り切れ!雨漏り発生時の応急処置と保険申請の正しい手順

皆様こんにちは!
雨漏り修理・屋根リフォーム専門店 オリガミルーフです。

はじめに

突然の雨漏り。天井からポタポタ落ちる水滴に、慌ててしまう方も多いのではないでしょうか。「とにかく早く修理したい!」と思う気持ちは当然ですが、手順を間違えると火災保険が適用されなかったり、余計な費用がかかることがあります。

この記事では、雨漏りが発生したときに押さえるべき
・「応急処置の方法」
・「保険申請の正しい順番」
を解説します。これを知っておくだけで、被害を最小限に抑え、安心して工事に進むことができます。

1.応急処置の重要性:被害の拡大を防ぐことが最優先

雨漏りを発見したら、まずは被害の拡大を防ぐ応急処置が最優先です。応急処置をせずに放置すると、内装や大切な家財にまで被害が広がり、結果として修理費が高額になります。

【応急処置の具体的な方法】

  • バケツで水を受ける:水滴が落ちてくる真下にバケツを置き、床が濡れるのを防ぎます。バケツの中にタオルを敷いておくと、水が跳ねる音も軽減できます。
  • ビニールシートで漏れ箇所を覆う:天井の漏れが広範囲に及ぶ場合は、ビニールシートを被害箇所の真下に垂らし、バケツまで水を誘導する「通り道」を作ります。
  • 床や家具を濡れないように移動させる:濡れては困る家電や家具を早めに移動させましょう。

【応急処置の目的】
応急処置は「簡易的に被害の拡大を抑える」ことが目的です。完璧に直す必要はありません。大切なのは、この後の保険申請に必要な被害状況の写真や動画を、正確に残せる状態にすることです。

 

2.保険申請の準備:工事を始める前に必ずやること

応急処置をしたら、修理業者に連絡する前に、まずは保険申請の準備を行いましょう。修理を先に進めてしまうと、被害状況がわからなくなり、火災保険が適用されない可能性があります。

【準備するもの】

  • 被害箇所の写真を撮る:天井のシミ、濡れた壁、家財の濡れなど、被害の全体像と詳細がわかるように撮影します。メジャーなどを当ててシミの大きさを記録しておくと、より説得力が増します。
  • 動画で雨漏りの様子を記録する:実際に水滴が落ちている様子を動画で撮影しておくと、被害の証拠として非常に有効です。
  • 修理前の状況を保険会社に報告する:これらの写真や動画は、保険会社が被害の程度を判断するための重要な資料になります。

 

3.保険申請の正しい順番:焦らず、一つずつ進めることが大切

雨漏りが発生した際の基本的な手順は以下の通りです。この順番を間違えないように注意しましょう。

ステップ1:応急処置で被害拡大を防ぐ
ステップ2:写真や動画で状況を記録
ステップ3:保険会社へ連絡・申請
ステップ4:保険会社の調査員や業者による現場調査
ステップ5:保険金の承認後、本工事開始

4.よくある失敗例:正しい手順を知って賢く対処

雨漏りの際に多く見られる失敗例は以下の通りです。

  • 応急処置をせずに放置する:家財や内装まで被害が広がり、修理費が余計にかかります。
  • 修理を先に始めてから申請する:被害状況の証拠がなくなってしまい、保険が適用されない可能性があります。
  • 証拠写真を撮らずに申請する:被害の程度を証明できず、審査が通らない場合があります。

このような失敗を避けるために、正しい手順と記録を意識することが重要です。

5.まとめ:雨漏り対策3つのポイント

雨漏りが起きた場合のポイントは3つです。

  1. 応急処置で被害拡大を防ぐ
  2. 写真・動画で証拠を残す
  3. 保険申請は修理前に行う

これを守れば、保険を最大限活用し、安心して本工事に進むことができます。

リフォーム・修繕といっても何を目安にすればいい?

✅築10年以上
✅雨漏りが発生している
✅屋根にコケやカビが発生している
✅ひび割れやズレがある
✅なんか、塗装が剥がれてきている…

当てはまる方は、お住まいを長く快適に保つために【住まいの健康診断】をオススメしております。

私たちオリガミルーフでは、屋根修理、雨漏り修理、外壁修理など、住まいのメンテナンスを行っております。お見積りは無料で行っておりますので、 お困りの際は、扇町店、名取店にてお気軽にご相談ください。