こんにちは!
オリガミルーフです。
宮城野区銀杏町のT様邸の棟板金工事の事例です。
「棟板金」とは、屋根の頂点部分(=棟)に取り付けられる板金材のことです。

■棟板金の大切な役割はこの3つ☝️
1.防水性の確保:雨水の浸入を防ぎ、雨漏りから建物を守ります。
2.耐風性の向上:特に強風や台風の際に、屋根材が飛散するのを防ぎます。
3.屋根材の固定:屋根材同士の隙間をふさぎ、屋根全体の耐久性を高めます。
棟板金がないと、雨水が侵入しやすくなり、屋根内部の木材や断熱材が腐食する恐れがあります。
■よくあるトラブルとしてはこの3つ☝️
1.釘の浮き・抜け
2.板金の浮き・飛散
3.サビや腐食
T様邸の棟板金に見られたのは ‘’釘抜け’’ でした。


棟板金の下の状態を確認してみると、棟板金を固定するために使用されている下地材 の ‘’貫板‘’ が腐食しておりました。ここが腐食すると、雨漏りの原因に繋がります。幸いT様邸は雨漏りしていませんでしたが棟板金の交換が必要な状態でした。


①既存棟板金・貫板を撤去作業と撤去後
左:撤去作業/右:撤去後
左:撤去作業/右:撤去後


②新しい貫板の設置


③棟板金施工完成

屋根丸ごとの工事よりコストを抑えることができますので、一度専門家に点検をしてもらい可能であれば選択できる施工です。
特に築10年以上経過されている方は、知らぬ間に屋根が劣化していたという事も少なくありません。ぜひ一度屋根の点検をしてみてはいかがでしょうか?
私たちオリガミルーフでは、屋根修理、雨漏り修理、外壁修理など、住まいのメンテナンスを行っております。お見積りは無料で行っておりますので、 お困りの際は、扇町店、名取店にてお気軽にご相談ください。